モメない相談でお金も心もすっきり!財産整理と遺言書の作成がスラスラ進む

「親子終活」本音の話し合いで家族のつながりを深める!伊藤勝彦著/あさ出版 定価1,700円(税別)

「終活のトラブルは事前対策で防げる」

「終活」という言葉が初めて登場したのは2009年。当時はまだ新しい概念であり、多くの人にはなじみのないものでした。しかし今では、終活の重要性は広く認識され、社会にしっかりと根付いてきています。とはいえ、実際に終活にしっかりと取り組めている人は、まだ少数と言えるでしょう。

例えば、次のような声をよく耳にします。

  • 「エンディングノートを書き始めたけれど、途中で挫折してしまった」
  • 「終活について考えたいけれど、子どもに相談するのは気が引ける」
  • 「親が高齢になってきたが、終活について話し出すきっかけがつかめない」
私は弁護士として終活に関する法律業務に携わるなかで、こうした悩みを日々多くの依頼者から伺っています。
「やらなければ」と思っているのに何もできないまま月日が流れ、その結果、後々になって大きな問題が表面化する――
これは決して珍しいことではありません。
事実、親の判断能力が低下してからあわてて対応を始めたり、遺言書がないために相続をめぐってきょうだいが対立してしまったりという事例は後を絶ちません。
しかし、こうした問題の多くは、事前にしっかり終活に取り組んでいれば防げたはずなのです。
だから、終活を「ひとりの問題」として抱え込まず、家族全体の問題として捉え、親子でしっかりコミュニケーションを取って進めていくことが大切なのです。私はこの取り組みを、「親子終活」と呼んでいます。
本書では、そんな「親子終活」の進め方について、分かりやすく具体的にご紹介していきます。
終活は、暗く重たいものではなく、自分と家族の未来を見つめ、よりよい関係を築くための前向きな取り組みです。
本書が、読者の皆さんにとって「親子終活」への第一歩となり、家族との絆をより深めるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
著者のご紹介
1,000件を超える遺言・相続に関する相談を受けてきた実績。伊藤 勝彦 弁護士

弁護士法人みお代表/弁護士。
1973年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業の年に司法試験合格。弁護士活動の初期から「終活」に関わる分野に注力し、これまで1,000件を超える遺言・相続に関する相談を受けてきた実績を持つ。遺産分割や遺留分侵害額請求に関する調停・訴訟に多数関与し、依頼者の代理人として相続人全員が納得できる解決に導いてきた。その経験から遺言や相続に関わる社会的関心の高い事件について、テレビ局のニュース番組で解説なども行う。
信条は日々相談者の困難や不安に寄り添い、頼れる存在であり続けること。

「立ち読み」してみる

本書の構成は以下の通りです。
第1章では親子終活の基本的な考え方を紹介し、第2章では親子終活の全体像や始め方のヒントを提供します。第3章から第7章では、子どもが親の終活をサポートする方法、具体的な終活の手続きや注意点などについて詳しく説明します。
実際に親子終活を実践された方々からは、「家族の絆が深まった」「将来の不安が減った」といった前向きな声が多く寄せられています。

親子終活「立ち読み」用PDF

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