今回のテーマ
過払い金
「昔に借りていたお金を、払いすぎていたかもしれない」——そう聞くと驚かれる方も多いのではないでしょうか。
実は、10年以上前のキャッシングやカードローンには、現在より高い金利が設定されていた時期があり、その差額を取り戻せる「過払い金請求」という制度があります。
今回は、実際の回収事例を交えながら、過払い金の仕組みや請求の流れ、そして弁護士と司法書士の違いについてわかりやすくお話しします。
-
澤田弁護士 今回は過払い金についてお話したいと思います。
ここ最近の過払い金の回収事例をご紹介したいと思います。
まず、おさらいとして、過払い金についてお話ししましょう。
今から10年以上前は、消費者金融やクレジットカード(特に大手スーパー、百貨店、ショッピングセンターなどの提携カード)のキャッシングは、20%を超える金利が普通に設定されていました。
借りたときに、返す時に払いすぎた金利——これが「過払い金」です。
代表的なものは、大手消費者金融などで長年取引をされているケースや、クレジットカードのキャッシングなどです。 -
気になる回収事例、教えて頂けますか?
-
澤田弁護士 まずは、74歳男性のケースです。
ご依頼時に消費者金融1社から247万円の借金がある状態でしたが、結果として870万円の過払い金を回収しました。
昭和63年から取引しておられ、平成5年からずっと過払いの状態でした。 -
非常に大きな額ですね!
-
澤田弁護士 続いては、60代男性のケースです。
消費者金融1社で既に完済済みの案件でしたが、600万円を回収しました。
平成27年12月に完済しておられ、あともう少しで時効になるところでした。 -
時効があるのも要注意ですよね。
過払い金請求をすることのデメリットはあるんでしょうか? -
澤田弁護士 対象のカードが使えなくなる可能性がありますが、完済しておられる場合には信用情報に事故が登録されることはありませんし、リスクはありません。
-
澤田弁護士 過払い金の請求については司法書士事務所も取り扱っていますが、司法書士は140万円以下しか請求できません。
また、司法書士だからといって手数料が弁護士よりも安いとは限りません。 -
司法書士は扱える金額の上限があるわけですね。
-
澤田弁護士 過払い金は、思いがけないほど大きな金額になることも多いです。
みおでは過払い金の調査は無料で行っています。 -
詳しく教えて頂けますか?
-
澤田弁護士 みおの「過払い金無料調査サービス」は、過払い金の有無や回収できる可能性などを費用も一切無料で調査するというサービスです。
借入先を伺うだけで、明細書や契約書は不要です。
ご家庭に内緒で調べることもできます。
費用の面でも【完全成功報酬制】で、「過払い金請求」の手続き費用も実際に回収できた過払い金から後払いして頂けますので、損をすることもありません。
みおのまとめ
過去に消費者金融やクレジットカードで借入をした経験がある方の中には、思いがけない金額が戻ってくるケースも少なくありません。
ただし、完済から10年を過ぎると時効になってしまうため、早めの確認が大切です。
司法書士は140万円を超える請求ができないため、回収額が大きくなりそうな場合には弁護士に相談するのが安心です。
みお綜合法律事務所では、過払い金の無料調査を行っており、費用は完全成功報酬制。
借入先を伝えるだけで簡単に確認できます。
「昔の借入が気になる」「家族に内緒で調べたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。