今回のテーマ
過払金について
「昔の借入だから、もう関係ない」と思っていませんか?
実は、完済から10年以上経っていても、時効前なら過払い金を取り戻せる可能性があります。
高金利での取引が多かった時代、支払いすぎた利息――それが「過払い金」です。
今回は、スマホから相談フォームを利用した方の実際の回収事例をもとに、思いがけず多額の過払い金が戻ってきたケースをご紹介します。
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澤田先生、今日はどんなテーマのお話でしょうか?
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澤田弁護士 まだまだ過払い金の請求をしていない方も多くおられますので、
ここ最近の過払い金の回収事例をご紹介したいと思います。
まず、おさらいとして、過払い金についてお話ししましょう。
今から10年以上前は、消費者金融やクレジットカード――
特に大手スーパーや百貨店、ショッピングセンターなどの提携カードのキャッシングでは、20%を超える金利が普通に設定されていました。
借りたときに、返す時に払いすぎた金利……これが「過払い金」です。
代表的なのは、大手消費者金融と長年取引しているケースや、
クレジットカードのキャッシング利用などですね。 -
気になる回収事例、教えていただけますか?
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澤田弁護士 はい。75歳の女性のケースです。
スマホから、みお綜合法律事務所の過払い金相談フォームにご相談いただきました。
――「夫に内緒で契約したのがかなり前で、手元にカードしかないんです。
時期などは覚えていないのですが、もしかしたら過払い金があるかもしれないと思い、ここにたどり着きました」
というご相談内容でした。
お手元の完済済みカードを確認し、消費者金融2社と信販会社3社を調査しました。
消費者金融A 80万円
消費者金融B 350万円
ファッションビル系カード 150万円
信販会社J 100万円(時効寸前でセーフ)
信販会社C 時効(2000年が最後の取引)
その結果、合計680万円の過払い金を回収できました。 -
非常に大きな金額ですね。びっくりです。
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澤田弁護士 そうですね。まだまだ過払い金が眠っている方は多いと思います。
ただ、過払い金は放っておくと時効で請求できなくなる場合もあります。
心当たりのある方は、ぜひ「過払い金無料調査サービス」をご利用ください。
みおのまとめ
長年取引を続けていた方や、完済からしばらく経った方でも、
時効前であれば返還請求ができる可能性があります。
今回のケースでは、カード会社5社の調査によって680万円もの過払い金を回収できました。
とくに2000年代以前に契約された方は、高金利設定のケースが多く、
ご自身でも気づかないうちに払いすぎていたということも少なくありません。
「完済したからもう関係ない」と思っている方も、一度無料調査で確認してみる価値があります。
みお綜合法律事務所では、スマホやパソコンから簡単にご相談いただけるフォームをご用意しています。
お気軽にお問い合わせください。