今回のテーマ
新年の抱負・みおでよくある相談
新年最初の放送では、みお総合法律事務所が取り扱う幅広いご相談内容についてご紹介します。
借金問題やB型肝炎給付金の手続き、交通事故被害の対応など、日常に潜むさまざまなトラブルと向き合うためのポイントについて、改めて解説します。
弁護士に相談するハードルが高いと感じている方にも、気軽に頼れる存在であることを知っていただきたいと思います。
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澤田弁護士 今日は2025年最初の放送ということで、今年の抱負と、私たちみおでよくあるご相談についてお話ししたいと思います。
みおはいわゆる一般市民の方や中小企業の方が、気軽に相談できる法律事務所なんですね。 -
澤田弁護士 個人の方のご相談でよくあるのは、まず借金問題が一番多いという印象です。
最近はネットや銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシング、リボ払いなどで簡単に借りられますよね。
気づいたら300万とか500万円とか、若い方でも200万円くらいの借金を抱えてしまって、返済が苦しくなるケースが増えています。
限られた給料の中で生活費も払わなきゃいけないのに、月に2~3万円の返済が続くのはしんどいですよね。 -
よく「年収の3分の1まで」なんて言われますよね。
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澤田弁護士 仮に年収が300万円なら、借金は100万円までが目安です。
それが200万円となると、すでにオーバーですよね。
でも実際は借りられてしまう。
ご相談に来られた場合は、まず「任意整理」という方法で業者と交渉して長期の分割払いにする等の対応をしますが、結局返済しないといけないので、それが続かないことも多いんです。
若い方でも自己破産を選択せざるを得ないケースもあります。
だからこそ「安易に借りたらあかんで」という話を学校できちんとやってほしいと思うんです。 -
責任感の強い人ほど「なんとかせなあかん」と思って、変なところからお金を借りる前に、早めに専門家に相談してほしいですよね。
「子どもが借金で困っているんです」というように、親御さんからの相談もあると聞きました。 -
澤田弁護士 ありますね。
ただ、成人したお子さんの借金だと、親が相談しても基本どうしようもないんです。
最終的には親御さんが弁護士費用を出して、子どもさんにちゃんと法的整理をさせるケースが多い。
たとえば親が立て替えて払ってあげても、枠がまた空いてしまうので、また借りてしまうんですよ。
だから、ちゃんと法的整理をしてリセットすることが大事だと思います。 -
澤田弁護士 それから、B型肝炎関連の給付金請求に関するご相談も多いですね。
これは対象者が40数万人と言われているのに、実際に請求しているのは10万人ほどという状況なんです。
私たちの事務所でも年間1000件近いお問い合わせをいただいています。
B型肝炎ウイルスのキャリアだとわかった場合は、条件を満たしているか順番に確認しますので、ぜひお気軽にご相談いただきたいですね。
LINEでも24時間対応しています。 -
B型肝炎で苦しんでいる方も多いですからね。
ほかにはどんなご相談があるんでしょうか? -
澤田弁護士 交通事故のご相談も多いです。
うちは「被害者専門」としてやっていますので、お怪我をされた被害者の方からのご相談ですね。
加害者側には保険会社がついているけれど、被害者側は自分で対応しなきゃいけないですから、どう交渉していいかわからないという方がたくさんおられます。 -
澤田弁護士 ご相談いただく方の半分くらいは「弁護士費用特約」に入っておられるんですが、特約がない方もいらっしゃいます。
その場合は、「弁護士が入ることで増額が見込める金額」と「弁護士費用」との兼ね合いをちゃんとご説明して、依頼するかどうかを決めていただきます。
まずは無料で相談できますので、損してでも弁護士費用を取ろうなんて考えはまったくありません。
安心してお問合せください。 -
そのほかには遺産相続問題も多いそうですね。
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澤田弁護士 相続問題は、本人の「終活」の一環で、「相続対策をしたい」「遺言書を作りたい」というご相談も多いです。
実際に相続が発生してから、「親族と連絡が取れない」「誰かが財産を隠している気がする」など、すでに揉めはじめているケースもあります。 -
自分が亡くなった後のことを考えて、残されるご家族のためにも早めの準備って大切ですよね。
今お話を聞いていると、本当に一般市民や中小企業の方の身近なお悩みに幅広く対応しているように感じます。 -
澤田弁護士 もともとみおは平成14年に私と、今は亡き葛原(くずはら)先生という元裁判官の二人で立ち上げた事務所なんです。
当時は「一見さんお断り」という事務所も少なくなくて、弁護士は敷居が高いというイメージがありました。
特にご高齢の方だと「弁護士って偉い先生でしょ」みたいな印象が強いんですよね。
でも、法律はすべての人を平等に扱い、救うためにあるもの。
なのに“敷居が高い”というだけで困っている人が相談に行けないのはおかしいと思ったんです。 -
澤田弁護士 ちょうどその頃、インターネットが普及しはじめて、今はスマホで誰もが情報を見られる時代になりました。
便利になった反面、情報が多すぎて、どれを信じたらいいかわからないという悩みも出てきていますよね。
だからこそ、ラジオやKBS京都さんの力をお借りして、信頼できる情報をきちんと発信し、正しい解決方法を知っていただきたい。
そんな思いでお話ししています。 -
みおのホームページを見ても、借金問題や交通事故、相続…それぞれの分野ごとに解説されていてわかりやすいです。
みおは京都、大阪、神戸に拠点があって、弁護士も多数いらっしゃる。
各自の得意分野を磨くのはもちろん、案件によっては拠点をまたいで連携することもあるんですよね? -
澤田弁護士 たとえば京都でご相談いただいた方の内容が、大阪に詳しい弁護士のほうがより力になれる場合、連携して対応するという形もとっています。
総合病院みたいなイメージです。
もちろんご家族に内緒で相談されたい方には、「一切書類を家に送らないでほしい」「連絡はメールだけにしてほしい」というような対応も可能です。
どうぞお気軽にご連絡ください。
みおのまとめ
借金問題、B型肝炎給付金請求、交通事故被害など、多岐にわたるトラブルに対して各分野の弁護士が連携しながら解決にあたっています。
日々の暮らしの中で不安を感じることがあれば、まずは気軽に「みお」へご相談ください。