過払金について

今回は「過払い金」についてご紹介したいと思います。
最近の回収事例も交えながら、過払い金のしくみについておさらいしていきましょう。

過払い金というのは、借金を返す際に払いすぎた利息のことなんです。
今から10年以上前までは、消費者金融やクレジットカードのキャッシング――特に大手スーパーや百貨店と提携したカードなどでは、
20％を超える高い金利が設定されていました。

その結果、本来なら支払わなくていいお金を、長年にわたって払い続けていたケースがたくさんあるんです。
代表的なのは、消費者金融と長く取引していた方や、クレジットカードのキャッシング利用者ですね。

まずご紹介したいのは、50代の男性のケースです。
消費者金融2社と取引があり、合計でなんと1,300万円の過払い金を回収しました。
中でもA社からは1,150万円を取り戻せています。

この方は平成8年から約30年近く取引を続けておられて、最初は50万円の利用枠でしたが、平成11年には200万円にまで増えていました。
そこから毎月6〜7万円ずつ返済していたんですが、元金がなかなか減らなかったんです。

実は平成18年からずっと「過払い状態」だったんです。
つまり、毎月6万円ずつ、まるで貯金しているかのように払い続けていたことになるんです。

もう1件、B社との取引では150万円を回収できました。
こちらも平成10年から20年ほど取引して、完済後に「もしかして過払いあるかも」と思いながら放っていたケースでした。

実際には300万円以上の過払いが発生していたのですが、時効になってしまった分もあって、後半の150万円しか回収できませんでした。

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損をすることはありません。

「もしかして」と思ったら、まずはお気軽にご相談いただきたいですね。