今回のテーマ
離婚について①
離婚は今や決して珍しいものではなく、3組に1組が離婚するとも言われています。
しかし、いざ直面すると親権や養育費、財産分与、退職金の扱いなど、多くの問題に直面します。
今回は、子どもが小さいうちの離婚と、子どもが成人した後の「熟年離婚」という2つのケースを中心に、それぞれの注意点やポイントについて詳しくお話しします。
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澤田弁護士 今回は離婚についてお届けしたいと思います。
今や離婚は3組に1組が離婚する時代となっています。
ご自身やお身内が経験されたことがある方は多いのではないでしょうか? -
詳しく教えて頂けますか?
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澤田弁護士 離婚は婚姻期間の長さによっていろいろですが、大きく分けると、子供がまだ小さいうちに離婚を決意するパターン、子供が成人してから離婚するパターンの2種類があります。
子供がまだ小さいうちに離婚する場合、よく問題になるのは、親権と養育費です。
離婚原因としては、性格があわないとかDVなど、数年間一緒にいてもう我慢できない、人生をやり直したいというケースが多いです。
親権について共同親権が選択できるようになりましたが、誰と一緒に生活するのかという点については引き続き問題になりますし、養育費の支払いについてはちゃんと取り決めておく必要があります。 -
何か気を付けておくポイントはありますか?
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澤田弁護士 協議離婚の場合は公正証書にしておきましょう。
調停で話し合って調停調書にしてもらう必要があります。
住宅ローンが残っている場合など、どのように分けるのかいろんなパターンがあります。
オーバーローンでなければ売却して余剰金を折半するというのが一番わかりやすいですが、売却しないでどちらかがそのまま住み続けることを希望した場合、住宅ローンをどう払うのかなどいろいろな問題があります。 -
退職金はどうなるんでしょうか?
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澤田弁護士 退職金も財産分与の対象となります。
実際に退職していなくても退職金が出た時点でいくらか払うとか、見込み額で精算するなどの必要があります。 -
それは初耳でした!
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澤田弁護士 若い方の離婚も熟年離婚も、みおはたくさんの経験があります。
まずは法律がどうなっているのか、どう動くべきかというご相談も多いです。
代理人になってほしいというご依頼のほか、協議離婚を進めるにあたりアドバイスのみほしいというご依頼もあります。 -
離婚についてお悩みの方は、一度【みお綜合法律事務所】にお電話ください。
みおのまとめ
また、熟年離婚の場合は、財産分与や年金分割、住宅ローンの扱いなど、将来の生活設計に大きな影響を与える要素が多く含まれています。
退職金も分与の対象となることを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
離婚は人生に大きな影響を及ぼす決断ですので、正確な知識と専門家のサポートが欠かせません。
悩まれている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。