今回のテーマ
借金問題の相談は慎重に
一年の終わり、何かと出費がかさむ時期。
「毎月の返済が苦しい」「ボーナスで一括返済するつもりが足りなかった」といったお金の悩みは尽きないものです。
年末総集編の最終回となる今回は、「借金問題」についてご紹介します。
「借金問題=自己破産」だけではありません。
中には、払いすぎた利息が戻ってくる「過払い金」によって、借金がなくなるどころか手元に大金が戻ってきた事例もあります。
一方で、近年増えているカードローンやリボ払いによる多重債務への対処法や、失敗しない事務所選びのポイントも解説します。
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澤田先生、きょうはこれまで2週に続いてお話してくれた年末総集編の最後、最も相談件数の多いジャンルについて教えてくれるんですよね?
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澤田弁護士 はい、最も多い相談は「借金問題」です。
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借金といえば、このコーナーでも過払い金についてよくお話ししていますよね?
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澤田弁護士 借金問題には、過払い金のご相談も多くあります。
今年の最大回収額は、70代男性が1社から1,650万円回収した事例です。 -
1,650万円! しかも1社から! それほどの金額での過払い金が実際にあるんですね。
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澤田弁護士 ちなみに、多額の過払いが発生するのは大体50代以降の方で、平成10年(1998年)前後から消費者金融から取引を続けていたようなケースが代表的です。
40代未満の方は、過払いはほとんど発生しません。 -
高い金利を表す「グレーゾーン金利」なんて言葉も、今までで何回か出てきましたね。
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澤田弁護士 行のカードローンや、クレジットのキャッシングやリボ払いで数百万円の借金ができてしまったら、破産や民事再生などの法的な整理を検討する必要があるので、過払い金に心当たりがある方は、とりあえず相談してみてください。
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過払い金の請求は司法書士や弁護士に頼めばいいんですよね?
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澤田弁護士 そうなんですが、ネットなどで広告を出している司法書士や弁護士事務所の中には、法的な整理に対応できず、無理な任意整理の和解をするところがあります。
その結果、支払いができなくなって弁護士費用だけ払い損になったという人もいるので、借金の相談は信頼できる弁護士事務所にしましょう。
みおのまとめ
特筆すべきは、放送でも紹介した「1社から1,650万円」もの過払い金を回収した70代男性の事例です。 これは「平成10年前後からの古い取引」を続けていた50代以上の方に見られるケースで、該当する方は一度調査してみる価値が十分にあります。
一方で、40代未満の若い世代や、銀行カードローン・リボ払いが中心の借金には、過払い金はほとんど発生しません。
この場合、無理に利息カット(任意整理)だけを目指すと返済が立ち行かなくなることもあります。
みお綜合法律事務所では、「個人再生」や「自己破産」も含めたあらゆる選択肢から、ご相談者様の生活再建にベストな方法をご提案します。
「費用だけ払って解決しなかった」という事態を避けるためにも、実績のある弁護士にご相談ください。